自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 2021 オンライン

各種企画

Special Exhibits主催者企画展示

地球にやさしく豊かな社会を築く自動車技術

私たちは、自動車技術を通し便利さと快適さを追求し、様々な課題に挑戦しながら豊かな車社会を築いてきました。そして最近では、さらなる発展を目指し「100年に一度の大変革期」といわれる技術の流れに直面しています。一方、地球環境に目を向けると、安心で快適な生活が自然の脅威に曝されおびえる瞬間も日増しに増えているのも事実です。
そこで、今回の「人とくるまのテクノロジー展」では、産業活動が地球環境に及ぼす影響の全体像と世界の動きを出発点に、より快適で地球にやさしい持続可能な社会を築くため、自動車技術の進むべき方向についてその一端をご紹介いたします。

会場
オンライン
各種企画イメージ

Yokohama Special Exhibits横浜企画展示

各種企画イメージ

明るい未来の地球環境のため、新たなエネルギー社会の構築に貢献し活躍する自動車技術と、安心・安全で豊かな生活を支えるモビリティ技術を展望します。
また、時事的背景を考慮し、現在のコロナ禍においてのモビリティの在り方に対する取り組みにも触れ、ニューノーマル時代に適応したモビリティ技術もご紹介していきます。

  1. 1. 社会情勢
    厳しさを増す地球環境を考えたとき、国際社会の一員として、日本として、産業界として、自動車技術として取り組まなければならないこととは何か。
    現在の社会情勢を踏まえつつ、高度化する技術を取込みながら進化する自動車と共に、社会はどのように変化していくかを考えます。
  2. 2. 新たなモビリティ・エネルギー社会の想定
    「2050年自動車はこうなる*」より、エネルギーとモビリティに関係する項目を選び出し新たなエネルギー社会を想定。その中で、我々の暮らしや社会を支えるモビリティはどのように進化していくのか、都市部と郊外、物流と人の移動を想定し、新たな社会に向かうための課題と対応について考えます。
    * 2017年自動車技術会刊行
  3. 3. 想定したエネルギー社会での自動車技術の果たす役割
    100年の歴史を持つ内燃機関を上手に使いつつ、 CO2排出を可能な限り少なくするための電動化技術にも注力。更に、カーボンニュートラルを目指し、産官学が協力し取り組むCO2排出を可能な限り少なくする高度な技術は、車載技術のみならず、インフラを含めたモビリティ社会全体に波及しながら進化していくと考えます。
  4. 4. エネルギーを効率的に創・蓄・使
    自動車技術の進化のひとつの方向として、車載技術とインフラ技術が融合し普及していくことであり、「エネルギーを効率的に創り、蓄え、賢く使うこと」が大切と考えます。本コーナーでは、車載技術と共にモビリティに関わるインフラ技術をも取り上げ、「創・蓄・使」として紹介します。
  5. 5. ニューノーマル時代
    期せずして訪れたニューノーマル時代。CASE、MaaSと相まって、あらゆることが変容する中、モビリティはどのように変化していくのか。本コーナーでは、模索を続けながらもモビリティが目指す方向について、IT技術や先端技術を駆使し導き出そうとする研究の一端をご紹介します。
展示協力企業・団体(五十音順)

株式会社アイシン/株式会社 IMUZAK/大阪大学モビリティシステム共同研究講座/先進モビリティ株式会社&豊田通商株式会社/CHAdeMO協議会/東大グループ/トヨタ自動車株式会社/日本板硝子株式会社/日野自動車株式会社/福島県浪江町/古河電気工業株式会社/一般社団法人UTMS協会/理化学研究所&神戸大学/株式会社リコー

Nagoya Special Exhibits名古屋企画展示

各種企画イメージ

画期的なCO2削減をもたらし持続可能な社会を目指す自動車技術と、それを支える要素技術により着実に責任を果たす自動車技術、更には、付加価値の高いものづくり技術が果たす地球環境への貢献についてご紹介しています。

  1. 1. 社会情勢と将来展望
    厳しさを増す地球環境を考えたとき、高度化する技術を取込みながら進化する自動車と共に社会はどのように変化していくのか。自動車技術会が2017年に発行した「2050年自動車はこうなる」より、都市部と郊外、物流と人の移動の観点から、我々の暮らしや社会を支えるモビリティーがどのように進化していくのかを考えます。
  2. 2. 新燃費規制
    カーボンニュートラル時代を見据え、日本国内において2030年に導入が決定している新しい考えの燃費規制(WtW)を紹介し、規制対応技術としての「究極の熱効率・CO2フリー燃料・電動化技術」につながる道筋をご紹介いたします。
  3. 3. 内燃機関の果たす役割
    2050年を目標としたカーボンニュートラル時代に向け、内燃機関は、当面CO2削減技術の主役としての役割を果たす必要があります。その内燃機関の更なる熱効率向上をもたらす技術についてご紹介いたします。
  4. 4. 多様化するエネルギー
    化石燃料に頼らないCO2フリーなエネルギーの獲得を目指し開発が進む中、地産地消のCO2フリー燃料技術、将来エネルギーとして期待される水素を再生可能エネルギーから創り出し蓄える技術についてご紹介いたします。
  5. 5. 電動化技術
    2050年のカーボンニュートラル時代に向け、モビリティーの動力源は、多様なエネルギーから創り出された電気が主流になると予想されます。ここでは、車の電動化に向けた課題解決に迫る技術の一端をご紹介いたします。
  6. 6. 凄みの技
    厳しさを増す地球環境を守るため、様々な技術が日々開発されています。その中には性能を左右する大変重要な技術が隠されています。そこで、本展示会では、環境にやさしい自動車技術を陰で支える「凄みの技」をご紹介いたします。
展示協力企業・団体(五十音順)

株式会社アイシン/国本工業株式会社/シンフォニアテクノロジー株式会社/ダイハツ工業株式会社/田中貴金属工業株式会社/デュポン株式会社/東芝エネルギーシステムズ株式会社/トヨタ自動車株式会社/豊田合成株式会社/名古屋大学/日産自動車株式会社/日本特殊陶業株式会社/日本ピストンリング株式会社/株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ/株式会社ブリヂストン/株式会社BluE Nexus/ボッシュ株式会社/本田技研工業株式会社/マツダ株式会社/山梨大学/株式会社レボインターナショナル